かなしくなったら、魚の気持ち

生まれ変わったら一頭のくじらになりたくて できれば水素原子くらいちいさくなりたくて かなうなら素数のひとつに仲間入りしたくて ひとだからさきおとといのことを後悔します おやすみはにー♭ 【Yoga Alliance US Teacher Training 200 修了(First class)】

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

秩序と無秩序のあいだ

期間限定で職場にて行われている内職風景に出くわして、 現代アートみたい! と、嬉々とし iPhone を構えたら、 同僚ちゃんに引かれました。 彼女には、内職作業の広がる部屋一帯が、なんだか 「気持ち悪い~」空間に変貌してしまっていたみたいで。 ただの…

残業日和のこんもりデリカ、遅い時間の半額ごほうび。

Delicatessen 錦織くんの試合がはじまってしまって、お風呂に入れない。 9時間後の太陽が照らす、グラスコートのせかいがかげるころ、 おやすみなさい。 Number(ナンバー)880号 錦織圭 待ってろ、ウィンブルドン (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィ…

飴色は夜気に溶かされて急激に冷める。

A day gradually goes down. せかいが飴色に染まった。 飴色は夜気に溶かされて急激に冷める。 梅雨晴れ間のきのうの夕焼け。 今日もおはよう、せかい。 今週のお題「梅雨の風景」 あとで読む。 善蔵を思う 作者: 太宰治 発売日: 2012/09/12 メディア: Kindl…

ゆきつく先は、自分自身の切実な好奇心だけのような気もして。

Morning Glory 眠れないのかな、寝ないのかな。 明け方4時。 昨夜は、ずっと、放置していた部屋の片付けを、1ヶ月ぶりに。 引っ越してきたときのダンボールが3箱残っていたのだけれど、 それらを空けられたよ。 出したものぜんぶ、あるべき場所へ片せたわ…

ぐつぐつ煮たったカレー鍋を、かき混ぜているような物語。

せかいの階層。 その最下層に存在している愛果ちゃんは、そのひとをしか知らないの。 ときどき、ひとつ上の階層について、そのひとから聞き知る。 そのひとは、愛果ちゃんとは違うから、ひとつ上の階層に存在する世界に出入りすることができる。 その階層の…

なんとなく兎になってしまったの

だって、しあわせをあらわしたうつくしさなんて、 あまりにありふれていて、 ちんけなお涙頂戴モノにしか思えなかったんだ。 それなりに腹黒いわよって話したら、 あの子はそんなことないですよって言って、 先日の友だちは驚いて、 あいつはそこが好きなん…

たとえそれが誤った価値観であっても、芸術の観点から美は確立する。

しばらく、次の作品に集中するために、 毎日更新に執着するのやめてよいことにしようかな。 全然書きだせていないんだけれど。 ブログ書くのに時間とられてしまっている。 昼間、書こうと思っていたことを忘れてしまった。 愛果ちゃんの、美しさに対する歪ん…

とってもしずかな音楽が流れる

歴史哲学の話をして、呑んだくれました…… 従兄弟のお兄ちゃんのお店で15年来の友人と会って話していたら、ためこんでいたものがあふれてしまったみたいで、約1年ぶりに記憶なくしました。 友だちが、一晩中面倒みていてくれた。 ごめんなさい、ありがとう。…

鉄塔

鉄塔 今日は、少しはやく帰ってきた。 早退じゃなくて、直帰。 ちょっとしたイレギュラーが発生して、16時過ぎに取引先までタクシーで向かい、どっさり書類渡して任務終了。 最初はレンタカー借りて往復もにゃもにゃな対応策検討していたから、免許もって…

いつか枯れてしまうのにそこに芽生えて光合成しているのは、いつかしんでしまうのに今日も明日も生きているのとなんだか似ているね。

雨樋 今夜はレタスを一玉食べました。 サラダの謎 作者: 中谷宇吉郎 発売日: 2013/10/21 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 午後3時あたりに意識朦朧として、日暮れて微熱と偏頭痛がぴしぴししている。 うーん、最近は早朝覚醒もなくなってき…

カシオペイアと出会ったのは、二桁になったかならなかったかの頃のこと。

#MOMO それはもう衝撃的だったよね。 物心ついたかどうかの未熟極まりないわたくしが、はじめて世界というものを知った。 カシオペイアと出会って、それから幼心の君をさがしにいった。 主人公がトイレに行く描写なんてふつうの本には描かれないはずなんだっ…

ヤマアラシのジレンマなら、ずっとよかったのにね。

わたしはまた、おなじ理由で傷つきたくないんだ。 おなじ理由で、相手を罵りたくない。 自分より、相手が大事だった。 だから、というのは理由にならないことに気づかずに、勝手に信じていた。 やがて、どうにもうまく噛み合わなくなった。 相手の言い分が…

白々と夜は明けて

花後かと思いきや、つぼみだった。 太宰治 朝 *1 わたしは起きて、出かける身支度をする。 従兄弟のお兄ちゃんに赤ちゃんが産まれたので、贈りものがしたいのです。 愛蔵版 モモ 作者: ミヒャエルエンデ,Michael Ende,大島かおり 出版社/メーカー: 岩波書店 …

考えても考えなくても、先へすすめない。

菫と躑躅と梅雨晴間 薬を飲み始めたから、考えずに済むようになったわけじゃなくて、そもそも考えない、気づかないフリをしていたら、からだがついてこなくなっちゃったんだった しんどいなあ〻〻 週末、なんにもできないで横たわってしまうのは、横たわれて…

ぜんまいののの字ばかりの寂光土

#misdo #MrCroissantDonut #抹茶チョコ #きなこ 今日読んだのは、聞き知らなんだ俳人の作品。 川端茅舎 夏の月 *1 気になって句集も読んでみたいなと思ったら、そちらはまだ青空未公開だった。 タイトルは、茅舎(ぼうしゃ)さんの句。 それから、 坂口安吾 …

それはまるで、お腹いっぱいに甘いあまいお菓子をつめこんだ、その果てに見るしっちゃかめっちゃかの浅い夢

#misdo #復刻 #ハニーブラン 病院行った日の、ごほうび ドーナツ。 明日の朝ごはんドーナツも買ったですよ。 夢野久作 お菓子の大舞踏会 お腹の中身をいっぱいに満たして、それで満足したつもりになって。 せっかく病院へ行ったのに、話せないこと、うまく説…

片手をせかいにそえて歩けば、

やがて朽ちる。 又さんが、ゲスト出演した番組で紹介していた。 太宰治 東京八景 (苦難の或人に贈る) *1 *2 太宰32歳、青春への決別の辞。 片手をせかいにそえて歩けば、 決して迷うことはないよと、ある日あの子が言ったんだ。 だって、せかいはつながっ…

あなたの小さな緑の古宝玉

ベランダの、学名ハイドランジア。 やがて濃いピンクへと染まる萼が、淡く色づきはじめた。 梅雨入り翌日さっそくの梅雨晴れ間、早朝、洗濯機をまわした。 淡い淡い。 五月が過ぎて、六月が来た。 北原白秋 桐の花とカステラ 桐の花を知らなかったよ。 桐箪…

星つぶて、キシキシキシッと高く鳴き

星の飛礫 くびまわりがつまっている気がして、 七分袖のしましまワンピースの襟ぐりを引っ張ったら、 ぱつんっっ はじけてしまった。 床に散らばったビーズを目をこらして拾い集めたのだけれど、 おあつらえむきかな本日のわたしちゃん掃除当番の日でして。 …

ひゃっくり

#FreeFall #Frozen 活動すれば、熱が上がるのは当然のことなので。 きょうも今日とて。 本日は、ひゃっくりしゃっくりとまらなくって。 電話応対の最中に何度ものどがひっくり返って、大変失礼なことをした。 おや、とまったぞ♪ とおもっても、にわかに再来…

曲がり角を曲がっても

病欠ダウンする前に、職場の後輩ちゃんからいただいたベトナム菓子。 個包装の柄がかわよいです。 さて、明日から社会復帰なのですよ、わたしちゃん。 今日まで4日間、すっかりダウンしていたので、明日からの1週間がやや不安…… 毎晩、発泡酒1本は飲んで…

色青く光ある蛇、おびたゞしく棲めれば

桐の葉越の日影薄く、紫陽花の色、淋しき其笑顔にうつりぬ。 泉鏡花 紫陽花 今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」 花の名随筆〈6〉六月の花 作者: 大岡信,田中澄江,塚谷裕一 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 1999/05 メディア: 単行本 この商品を含むブロ…

音色七色

紫陽花なないろ 消化器内科へいく途中、 紫 藍色 水色 赤紫 薄桃 藤色 青 音色七色そろっていたよ。 (今週のお題「雨の日が楽しくなる方法」) お薬いただいて、ようやく落ち着いてきた。 案の定、ウイルス性腸炎で。 診察台に横たわり、お腹のはりを確認さ…

弱音ぐちょん

#DUMDUMS 職場の先輩からもらったアメちゃん。 はじめて舐めたの、めっちゃ好きな味だった。 輸入食品を販売しているお店に行ったら、売ってるかなー 日本の味ではなくて、海の向こうの味がするーって調べてみたら、 アメリカのアメちゃんでした。 spangler …

排他的境界宇宙

雨降り、ひさしぶりだったねえ。 早朝、白んでゆくせかいが好きで。 日の出前の薄闇にしめった土の匂い、やがてぽつりぽつりとやってきて、 雨足はじょじょにつよくなっていった。 降りしきるなかを、大きめのかさをさして歩いていく。 あたりはすっかり濡れ…

下町食堂仕込みのお弁当

お弁当 たぶん数ヶ月ぶりにつくった…… 学生であふれる下町食堂で提供される定食的な。 【きのうの晩ご飯+きょうのお弁当】 タアサイ・生椎茸・焼豚切り落としの オニオンオイルドレッシング炒め(クレイジーソルト味付け) 【きょうの晩ご飯+あしたのお弁…

めぐるたび思いだす季節

めぐるたび思いだす季節。 忘れてしまう。 1か月前の満月を、とても低い位置で見たこと。 目の錯覚で、これまでに見たことがないくらい巨大な満月だった。 夕闇の少し手前、夕焼けの終わり、薄紫から群青へ向かうグラデーションの空色を、満月が明るく照ら…