memory
今週のお題「私のおじいちゃん、おばあちゃん」*1 お部屋を、植物と本だけの空間にしたい。(遠すぎる道のり) 毎週末、ひと区画ずつやりたい。 そう思い至って夏が過ぎ、不運なことに日々はいささか下降した。 けれど、なんだかんだもう慣れっこにもなって…
冬なので、空が高い。 青が薄くて、日差しはとがっている。 まぶたをとじても、光のつぶてで眼球の表面がじんじん痛む。 平均寿命の3分の1はもう生きた。 あと3分の1のあいだに、この国の平凡はきっと子育てをして、 残った3分の1で悠々自適な余生。 ―…
月齢2.6 きのうの夕焼け。 空、好きね。 何時間でも見ていられる。 発泡酒をやめたのです。 寝酒にちびちびお酒は飲みますが。 調子よくないせいもあるのかなあ。 きのう今日とひさびさに350ミリ缶を空けたら、 飲んでる途中からお腹が痛くなり…… 牡蠣を食べ…
✿空に夏と秋がいた日 ひと月前の空の写真。 また、季節とのつながりを希薄にした。 そのうち忘れてしまいそう。 あなたは今夜も花の匂い— すいすい✿ (@kujiranoutauuta) 2016年9月30日 だって、夜は静かで鎖骨の孤独が際立つ。— すいすい✿ (@kujiranoutauuta…
お題「初夢」 年末と年始とで、同じテーマの夢を見て。 夢見的には悪い暗示ではないと言われているものなのだけれど、やっぱりあんまりうれしくないや。知り合いのお葬式へ向かう夢なんて。 年末の夢。 わたしは、棺の前でうなだれる友人のお姉さんを見つけ…
#CountryRoads #帰省 1年、経ったのだなあ。 毎日書くってルールは、途中で反故にしちゃったけれど。 すいすいちゃんがここで書き散らかしているあいだは、 わたしちゃんもご無事なようで。 おやすみなさい、せんないせかい。 今週のお題「年末年始の風景」…
#嵐の前 今朝、目覚めるとくちびるの端が切れてしまっていて、きのうりんごを齧ったときには痛まなかったのに、眠っているあいだにどうかしたんだろうか。 長雨が降りつづいた、ひさしぶりの晴れ間に広がるのは低い位置に雨雲のちぎれた名残り。夏日になると…
鉄塔 今日は、少しはやく帰ってきた。 早退じゃなくて、直帰。 ちょっとしたイレギュラーが発生して、16時過ぎに取引先までタクシーで向かい、どっさり書類渡して任務終了。 最初はレンタカー借りて往復もにゃもにゃな対応策検討していたから、免許もって…
#MOMO それはもう衝撃的だったよね。 物心ついたかどうかの未熟極まりないわたくしが、はじめて世界というものを知った。 カシオペイアと出会って、それから幼心の君をさがしにいった。 主人公がトイレに行く描写なんてふつうの本には描かれないはずなんだっ…
森へお帰り。大丈夫、飛べるわ。 午前中は調子いいのになあ。今朝も早朝覚醒は変わらずだったのですけれど、起き上がれてからは洗濯物ゆっくり片づけてゆっくりごはん食べて出勤できた。しかも、駅まで早足!ひさしぶりに1本早い各駅電車に乗れたのだけれど…
高校時代からの友だちと、近ごろ気取ってフルコース。 雑多な居酒屋さんも好きだけれど。 同じくらいの予算で、ひるよるいつでもごちそうすてきごはん。 前菜もスープも主菜もたーっぷり盛られて、ちょっと無理して食べないとデザートまでたどりたけないくら…
❀Sakura❀ 血がつながっていたら、きっとこんな簡単に、家族をあきらめなかったでしょう。 わたしね、家族になりたかったんだよ。 ただ、仲良しこよしするだけの相手なら、いくらでもつくれるじゃない。 わたしは結局最後まで、あなたにとっての家族にはなれ…
おもわれている。 わたしはそれを知っていて、その居心地のよさも知っていて、いくぶん投げやりにもなっていて、人肌は安心してしまうから、気づかってやさしくしてくれるから、これまでの月日に経験しなかった思いやりをたった数時間のうちに与えられたりし…
* なんて言えるほど、大人じゃないけど。 全然、荷造りすすんでないけど。 とりあえず、夜中に本棚の本は全部おろす。 大物運びだせれば、あとはなんとかなる、なんとかなるから。 きっちょむさんだったわたしちゃんは、いろんなことをぜんぶぜんぶ完璧にき…
確かにつぐみは、いやな女の子だった。 わかりあえないはずないって思っていたのにね。嵐のように訪れて、嵐のように去っていくの。きっとたくさん考えすぎてしまうのが、わたしたちの世間とずれてしまう部分なんだろうな。どうして想像できないの?って思っ…
何も咲かない寒い日は 下へ下へと根を伸ばせ やがて大きな花が咲く。 マラソン選手だったきゅうちゃんの座右の銘。 もうずいぶんむかしに聞いた。 建物のかわいた壁や、夏よりもくっきりと目に沁みる光線や、霜柱が溶けた後の土の盛り上がりや、鼻の奥をつん…
ダメ人間ごっこだよ。 内容変わるけど宮沢賢治の詩「眼にて云ふ」読んだ事ある?へーーそーなんだ本当にそうだと思う。 宮沢賢治/ポエトリージャパン 母からのLINE。いきなりどうした。直前まで、黒柳徹子さんの『窓際のトットちゃん』をおよそ20年ぶりに読…
*バラ窓* ご近所に、大きなバラ窓のある教会があるのです。 宗教芸術を殊に好む傾向がありますね、スイソさん。 中高プロテスタントだったからかしら。 礼拝堂のステンドグラスがほんとうに好きだった。 薄暗い堂内にしめやかにただよう古い木の匂い。 あ…
#memoicono たくさんのわたしちゃんたちがわたしという容れ物をつかってことばを扱い、ものを考え、世界をみているし、ときどき、憑依もします。 多肉ちゃんや緑子さんたちのことは、俺が喋ることが多いです。 スイソちゃんがお片づけしたときも俺がお伝えす…