なんとなく兎になってしまったの
だって、しあわせをあらわしたうつくしさなんて、
あまりにありふれていて、
ちんけなお涙頂戴モノにしか思えなかったんだ。
それなりに腹黒いわよって話したら、
あの子はそんなことないですよって言って、
先日の友だちは驚いて、
あいつはそこが好きなんだけどって言った。
からだとからだの共鳴、感性の感性の共感、
時間という測れない空間の共有。
異なるものは選べない。
じゃんけんで負けて蛍に生まれたの(池田澄子)
おやすみなさい、わたしのせかいは蠢いている。