かなしくなったら、魚の気持ち

生まれ変わったら一頭のくじらになりたくて できれば水素原子くらいちいさくなりたくて かなうなら素数のひとつに仲間入りしたくて ひとだからさきおとといのことを後悔します おやすみはにー♭ 【Yoga Alliance US Teacher Training 200 修了(First class)】

冬はまぶしくて、暗くて、冷たくて、痛い。

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ーー内容と写真のテンションがあっていない……

 

年末からこっち、ひたすら引きこもってしまっていて、そろそろ自分がだめになりそう。クレームブリュレは恒例のごほうびドーナツだよ。頭のなかはぐちゃぐちゃのまま。なにも解決していない。泣いてすっきりしてしまいたい。このあいだ、母に電話をして救急車を呼んだ晩、待っているあいだ、心当たりを聞かれて、思わずあふれた。ああ、だめだ、わたしはこの感情を押し殺していたんだ。母は嘆息し、仕方がないと言った。もう傷つけたりしないよとか、だれにでもこんなふうにふるまうわけじゃないとか、そういういつかも聞いたことのあることばに、もうすがる勇気はもてなくて、けれどやっぱりすがらずにはいられない弱い自分がいて、それをうっちゃるために、へらへらわらって、平気なふりでやり過ごして、またこころとからだのバランスが勝手に崩れる。それも突然落ちるから、こころは平気なつもりで、からだだけ思いどおりにならなくなって、泣けたら、きっと楽なのに、もう、思いだしてはいけないかなしみによりそうことでしか、わたしは泣けない。もっと、単純だったのだ、以前のわたしは。ずっと、単純でいたかった。泣き虫だの、すぐ泣くだの、親からも教師からも恋人からも言われてきた。だって仕方がないじゃないか、勝手にあふれてきてしまうんだ。あふれてきてしまうものを咎められても、感情のコントロールなんてできなかった。それに、それしか自分を楽にする方法がなかった。

だってあれは、とても楽ちんだったのだ。

泣けなくなったんじゃなくて、わたしはわたしをまもるために、本能的に泣くのをやめたのだ。泣くのには、考えなくちゃいけない。思いだして、かなしいにおぼれて、胸がくるしくなったら、そういうのぜんぶひっくるめて、ぐちゃぐちゃに泣きじゃくってしまえばなんとかなっていた。

頭のなかがぐちゃぐちゃだなんて、そんなの勝手なのかもしれない。だって、わたしはぐちゃぐちゃの中身をのぞきこめない。そこにぐちゃぐちゃがあるかどうかも、ほんとうはわからない。

きっと、季節がかぶっているから、よけいに不安定なんだろう。冬はまぶしくて、暗くて、冷たくて、痛い。さむくて、毛布にくるまると、体温がぬくもりになって、抜けだせなくなる。あたたかいのは、安心するから。

あやまらない、追いかけない、すがらない、泣かない。

面倒くさいな、おまえは相変わらず。

大丈夫、そろそろかなしみが溜まってきたから、書いて昇華しよう。

 

おやすみなさい、かなしいせかい。

 

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仕事始めから連休にかけて観ていたアニメと映画
  • 聖☆おにいさん*1
  • 『LOVE STAGE!!』*2
  • 『HORRIBLE BOSSES』*3
  • 『ファンタジック チルドレン』~途中 *4
  • 『Hybrid Child』*5