真夜中、雷雨はせかいをおびやかし
起きぬけの、心臓鷲掴みと偏頭痛どうにかならんものかなあ。
それでも、今朝はとても調子がよくって、元気だったんだ。
駅まで早歩きできたし、電車の乗り換えもさくさくこなせたし。
午前中の仕事も、大抵は流れ作業でできちゃうレギュラーワークしかないのに、追加指示やら処理やらが必要な依頼書がほいほい舞い込んで、たむたむたむたむ、ひたすらこなしてみせた。
お昼も、いつもはそんなに食べられないから、とにかく1食分、大抵冷凍パスタを解凍したやつをレンチンして胃のなかへ納めるのに、なんだか今日はもっと食べたい気持ち! になり、お茶を飲み終わった後で、じゃがいものポタージュスープまで飲んだ。
午後もひきつづき、たむたむとお仕事をこなし、明日の分の面倒くさいやつも前もってデータ作成し、うがうがうがーってやりまくってたら、おやつタイムの90度を待たずに、電池残量赤字表示的な脳内フリーズきちゃった
ぴょん。
胸痛ないし、偏頭痛もない。
だけど、とにかく気だるい、歩くのもしんどい、脳みそに酸素足りないのは貧血っぽい感じ、座っててもあくびとまらないし、目まわるし、ぐわぁー〻〻
ふらふらしてたら、たぶんまた血の気ひきはじめてて、大丈夫かい?! あと少しだから! って、午後4時過ぎのアルフォート。
はああん。恵み。
最終的に手ふるえてきちゃったから、もうからだに全然力入んなくって。
これは副作用じゃなくて、単純に疲れとかそういうところからきてるやつだなーて、わかるときはわかるものなんだな。
昨夜の、というか真夜中から明け方にかけての、雷鳴暴風雨について、わたしちゃんにはぼんやりとした記憶しか残っていなくて。
あんまり雨風どんぴしゃひどいものだから、一度起きて、ベランダのひとたちを移動させたりしたんだよ、寝巻きの袖がちょっと濡れちゃったりしながら。
そう、濡れたりしながら避難させたんだよ、いま思いだした。
多肉ちゃんとか、多肉ちゃんとか、多肉ちゃんとか。
でも、会社でみんなが話していたような、どでかい雷の音や、稲光のびかびかを、わたしちゃんは認識していないのです。
なんだか、夢遊病者のようだったな、昨夜のわたしちゃんは。
いま見えるのは、自分の姿を俯瞰している姿だよ、あれはわたしちゃんね。
夕方が近づくにつれ、微熱の度合いもひどくなる一方で、おでこが熱い、というか重い、しんどかったです、はい。
なんつーか、いろいろの古傷まで痛みだすぞなもし。
まったく腫れず膿まずだった右耳トラガスが、いまさら炎症起こしちゃってたり。
月曜日くらいから。薬飲み忘れたからですか。飲み忘れダメ絶対。
きっと、ちょっと慣れてきちゃって、寝てるときとか着替えるときとか、邪険に扱ってしまったのに違いない。
軟骨は消毒もほどほどに、とにかくいじらないのがいちばん安定までの道のりが近い、と知っているのに気になってふれてしまうからいけない。
子どものころ、もっこもっこのお利口わんこ「ごはんちゃん」なる真白き綿毛のかたまりのようなわんこがいたのよ、と昨夜母から聞かされて、あんたも会ったでしょう、覚えてないの、覚えていないよ、だけどごはんちゃんって名前はめっちゃかわいいね、その子はぜったいいい子だし、お利口さんだね、という妙に噛みあった会話をした。
翌日なる今夜、スーパーの入り口に先日とはまた別のもこ白わんこの待ちぼうけに出くわしたので、後ろ姿を撮らせていただいた。
たぶん、この子はごはんちゃんよりもひとまわり小さい。
ごはんちゃんはもっと大きくて、もふんもふんなわんこだった。
だから、この子は こぱんちゃん。
おやすみ、ごはんちゃんのいたせかい。
今週のお題「最近おもしろかった本」
読んだのは、高校生の頃よ。
Yondaグッズのために、ひたすら新潮文庫を読んでいた。