セロファン越しに見る世界
わたしが見ている空の色を、世のひとはどんな色に見ているんだろう。
空は空なので、青空であったり、夕陽に染まった飴色であったり、雨雲に覆われた重たい白であったり、さまざまなのだけれど、おなじとき、となりのあなたが、わたしとおなじ色を見ているとは限らないでしょう。
わたしが薄青だと思っている早朝の空が、あなたにはわたしにとっての薄桃色に見えているかもしれない。
それでも、その空の色は早朝の空の色という共通項、及び薄青という共通記号によって、わたしたちはおなじ色を見ている、おなじ空を見ている。
よって、わたしたちのあいだに齟齬は生まれず、程度の違いはあれど、おなじく感動しうる可能性をはらみ、湿気をはらんだ冷えた大気に包み込まれる一体感などは、きっとおなじ肌寒さ。
今日はめずらしく起き抜けから調子がよく、午前中は洗濯物を片付けたり、申込書に記入したり、少し服を片付けたり、以前のようにふつうに過ごした。
午後、お部屋のお片付けができたら完璧だなあと思っていたのだけれど、冷凍パスタランチを食べながら録画アニメを観ているうち、だんだん、あー明日と明後日もお仕事行かなくちゃいけないのかーという至極当たり前のことにやる気を吸い取られて、気がついたらうたたねして夕方になっていた。目覚めたらからだがだるい重いなぜなぜなぜなぜ涙。
そっからあんまり起き上がれなくなって、また眠ってしまったりして、どんだけ寝るんだよみたいな、23時過ぎ。
お風呂入ってお布団入ってというか横たわって、眠ってしまったら明日がきてしまうから、たぶん眠りたくなくて、まぶた落ちそうなのに真っ暗闇でラジオかけながらiPhoneさわっている。
寝ましょう。
おやすみ、せかい。
【参加します】
5月4日(祝・月)
第二十回文学フリマ東京
会場:東京流通センター 第二展示場
サークル名「星屑と人魚」
ブース:Aー11
過去に製本した文芸同人誌や少女たちによる朗読CDも販売します。
売り子はもちろんハイカラさん✿