かなしくなったら、魚の気持ち

生まれ変わったら一頭のくじらになりたくて できれば水素原子くらいちいさくなりたくて かなうなら素数のひとつに仲間入りしたくて ひとだからさきおとといのことを後悔します おやすみはにー♭ 【Yoga Alliance US Teacher Training 200 修了(First class)】

それでも、せかいはうつくしい🌓

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🐟淡水魚化石 ϵ( 'Θ' )϶ 

 

あのねえ、じぶんでもほんとびっくりなんだよ。

そんなにかなしかった? つらかった? しんどかった?

まるで呪いだ。

 

 

あのころ、くりかえし言われた覚えがある。

褪せた感情の底で、くり返し考えた。

どうしてこのひとは、この期に及んで

わたしを追い詰めつづけるのだろうかと。

 

 

9月、週1以上の割合で仕事を休んでしまって、本格的に調子が悪い。

感情の揺さぶりが激しい。

どうしてこんなに逆戻りしてしまっているのだろうかと思案してみれば、

「出かける」という行為に対し、やけに積極的になっている。

体調不良真っ只中で、先日も10月半ばの予定を入れた。

仕事には行けるのに、お出かけは帰り道あたりから翌日の体調不良を呼ぶ。

それでもわたしは出かけてゆく。予定を入れる。ひとに会いたい。

ひとに会うと、体調を崩すと、憂鬱の底へ沈んでゆくと、

わたしは数時間もしくは半日、数日間壊れるけれど、

行きつく先でわたしは俯瞰を手に入れて、現実を離れて、せかいをつくる。

君が、あなたが、あのひとが、わたしという自己愛を満たす。

人間性の破綻は他人を遠ざけるね。

けれどいまは、まだそのへんの自分を上手にコントロールできないから

あの子はあんなだったけれど、

あーいう子って、あれはあれでしょうがなかったよねって、

そういう立ち位置に至るまで。

対象は不特定多数、大いに野心めいている。

たぶんわたしは、ただ一人の他人、

わたしのなかのわたしちゃん以外の「君」を求めている。

「君」は現実。

 

 

それでも、せかいはうつくしい。

おやすみ、せかい。

 

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今週のお題「読書の秋」

フル・ムーン