水棲生物
今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」
そうね、わたしの好きは絶対的すぎて
きっと、人並みではなかったんだろう
最近、わかってきた
だけど、きっと治らないんだろうなあ
だって、ずっとおなじだと思っていた
わたしは、絶対的に好かれていたくて
そういう、一方的な画一的な盲目的な
それがね、あたりまえだと思っていた
わたしは肺で呼吸をする、吸って吐く
でもほんとうは、吐いて吸うのが正解
一息ごとに生まれ変わる、それが営み
陸に憧れた水棲生物は、泡になったよ
求めては、いけないものを求めたから
おやすみ、せかいの見方はどうとでも
ここは陸のせかい、ときどき水棲世界
- 作者: オトフリートプロイスラー,ウィニーガイラー,Otfried Preussler,Winnie Gebhardt‐Gayler,はたさわゆうこ
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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子どもの頃に、図書館でくり返し借りて読んだのだった。
あの頃は、プロイスラーがどんだけすごい児童文学作家かなんてこれっぽっちも知らなかったし、わたしちゃんはというと 小さい魔女 (新しい世界の童話シリーズ) の方がずっと気に入っていて、手元に置いてあるくらいなのだけれど、今夜は水の精の気分だったので、こちら。 あしたもお仕事。