羣青に溺れる
先日、くるみちゃんがツイキャスで、『羣青』(中村珍)を読み返しました、と話していて、それずっと気になっていたけれど読んでいなかったやつだ! と沸々読みたい欲が湧きあがり、きょう古本屋さんで上中巻をゲットしてきました。
忙しそうな店員さんに、勇気出して「棚に並んでいなかったら、下巻ないですよね」とたずねたら「確認してみますね」とさわやかな笑顔で颯爽と在庫の詰まった引き出しを掘り返してくれて、結局見つからなかったのだけれど、「すみません」と眉尻を下げたきっと年下に違いない彼の表情はたいそう好感を抱くもので、「こちらこそ、ありがとうございます」わたしちゃん満面の笑み全開で頭下げました。癒されたー。
本日は平日と同時刻起床で朝イチ振替ヨガクラス。
きのうの失敗があったので、昨夜は早々に眠り、平日同様に明け方の早朝覚醒を利用して、起きる心構えを調え、でも二度寝とかしちゃってギリギリのタイミングでお部屋を飛び出して向かった。
ここ3日、火の七日間も過ぎ、気持ちは盛り上がってゆく一方のはずのホルモン時期のはずなのに、なぜだかまったくその傾向がなく、ぐでたま以下です。
でも今日も、きのう同様にヨガで気持ちはすっきりしたのだ。
朝イチヨガもいいなあ。1日がさらに長く過ごせる。
で、きのう今日とひたすら本棚からおろした本を古本屋さんへ売りに行ってまして、積読本が山のようにあるからずっと買っちゃダメって言い聞かせていたんだけれど、どうせ部屋帰ってもまたなにもできなくなるなら、気楽に読める、いま読みたいマンガ買って帰って読んじゃおうぜってなにやら突然吹っ切れて、買ったのだ。
いちばんやらなくちゃいけない、と思っていることができないと、わたしちゃんはその次にやらなくちゃいけないこと、そのさらに次にならやってもいいこと、それらすべてができなくなってしまうタチで、優先順位を上からしか潰してゆけない、すなわちいちばん大事なことに手をだせないと、すべて滞るという残念さで。
本日はそれを打ち破って『羣青』読んだの、おもしろい!
そして、集中力途切れ途切れながらも、いちばんやりたくてやらなくちゃいけないこととしてわたしちゃんのなかに鎮座していた、『星屑と人魚』(星屑と人魚 (@hoshikuzu2gyo) | Twitter)にすでに掲載されちゃってる原稿の再々見直しができたずら……
上巻読んで、見直して、中巻読んで、ラストまで見直し。
まだ清書反映できてないけれど……このあとできるかな……明日になっちゃうかな……もいっこのブログ(俺ん家)がご無沙汰すぎるから、そろそろあっちも更新したいけれど、気乗りしないまま、ああもう日曜の夜22時過ぎだね。むはー
朱入れ原稿晒すとか、どうにもこうにも承認欲求満たされてない証拠だな。
こうやって、自分の扱い方が少しずつうまくなっていくといいなあ。
なんだかんだで、今日も吐いてしまっているので……
今日はできることはとてもできた、ダメなところはダメだった。
ああ、見直しができたから、心置きなく次へいける。
駅までの道のりに、光沢のあるツタの葉を、根元から高く幹の上の上まで鬱蒼と茂らされた大木の松の木を見つけた。
パズルのピースをひとつずつ。
書くんだ。
この、胸の痛みと戦うためにも。
おやすみ、泣き虫のわたしたちを助けられない、いまはまだ無力なせかい。
※今週のお題「最近おもしろかった本」