あなたの分際でなによ、バカ
先週の文学フリマで味をしめたわたしちゃんです。
土曜日、そそくさと洗濯をすませ、みずから身支度をととのえて、
呼ばれるように地下鉄を乗り継ぎ、はじめての町へ出かけてきた。
いい天気だった。
文学フリマのあと、ふらーっと実家へ帰り、母と話したことがらの
ひとつことがきっかけだったのかもしれない。
ーーちゃんと健康になってから。
心療内科に通っているうちは、わたくし健全ではないらしい。
(ただし、あくまで母の見解、ということもわたしは理解している)
それならあたしは、
いまままのわたしをあいしてくれるひとを愛するよ。
いまままのわたしをあいしてくれる殊勝なひとは確かにいるし、
セックスの相性が残念だったとか、
そういうん感覚じゃないんだよなあとか、要するにあたしという面倒くさい人間が邪魔をして、
わたしがあなたを愛するってところまでたどり着けていないだけだよ。
健全になんて、なりたくないんだ。
そんなの全然欲しくないの、ごめんね。
だけど、ひとりがさみしいっていうのは確かにあって、
あいしたつもりの数年間も確かにあって。
あの頃、いったいどうしていたら、あたしはわたしを
あんなところまで追いつめずに済んだのだろうかって、
そしたら、答えはねこちゃんだった。
もし、ねこちゃんを腕に抱けるだけの余裕が残っていたなら、
あたしはひとりきりでさみしいなんて思わなかっただろう。
待ちぼうけも置いてきぼりも、ひとりじゃなかったら、きっと。
❥❥❥うちの仔マッカチン「だあーー(*´ェ`*)♡」❥❥かわゆすんぎる❥❥
そんなわけで、ねこちゃんとおなじくらい愛してやまない
ハリネズミぼん、連れて帰ってきちゃった。
なぜか前日から「マッカチン迎えにいかなくちゃ」思ってて、
「あたしのマッカチン会えるかなあ」とかそわそわしちゃって。
おまんじゅうはぜったい食べさせないよ。*1
ーー職場の後輩ちゃんがね、
「わたし重たい女なんですよ……わたしの人生を半分あげるから、
もっともっと長生きしてねって実家帰るたび言っちゃうんです」
ワンコ10才なんだって。
うん、一緒に暮らし始めてまだ7日も経っていないけれど、
「わたしよりたいせつ」って、いとも簡単ににおもえてしまう。
人間相手には、あいしたぶんだけ愛してよってエロス全開になってしまうけれど、
あ、起きた。けど、また寝た。
かわゆすんぎる。
おやすみ、マッカチン。ぽかぽかせかい。