パステルカラーの魔法だってつかえる。
「モネ in JAPAN」#Monnet #モネ展 #東京都美術館 #田辺誠一
ケース1,セックスの相性、もたらされる一時的な幸福
ケース2,感受性の共有、もたらされる恒久的な安心感
大抵、好ましい相手とは異性も同性もこのどちらかにあてはまり、どちらかにしかあてはまらないということはただのお友だち、もしくはお知り合いでしかない。
モネ展に行って、圧倒的な感動に打ちのめされたのち、このような考えに思い及ぶおのれの浅はかさに直面する恥ずかしさ反面、これはひとつの比喩なのであるから胸をはってよいのだといいきかせる。
見ることと、理解すること。
そのほんとうの意味を、最晩年のモネが描いた庭の絵に見た。
「バラの小道、ジヴェルニ―」をはじめ、額縁は窓枠にすぎず、わたしたちは庭の景色を室内からのぞいているにすぎなかった。
見つめれば見つめるほど、あちら側へ吸いこまれてしまいそう。
バラの小道のトンネルを抜けたなら、わたしの足は宙に浮いている。
パステルカラーの魔法だってつかえる。
おやすみ、わたしちゃんの環世界は、いまだ閉塞空間。
今週のお題「行ってみたい時代」
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【参加します】
第二十一回文学フリマ東京
開催日 2015年11月23日(祝)
サークル《星屑と人魚》
❋ 2015春夏号「星屑と人魚」
ゆりゆりとして艶めかしく
女々しく見せかけて たいそう強かな10編
❋ 2015秋冬号「いばら姫と人魚」
淡々として凶暴
よりそう体温が宿木の命を蝕んでいく6編
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