青空夜空と西のふち低く光る星
たぶん、2~3週間ぶりに平静をとりもどした。
きのうまで過食だった。
今夜は、
飲まなくても大丈夫なオリオンビールを空け、
凍りさしみこんにゃくにポン酢をかけて食べ、
なんとなく、
小ぶりのトマトもひとつ、胃におさめました。
帰り道、西の空の低い位置に、まばゆい宝石がひとつぶ落ちていて。
あれは金星かなあ、と藍色のグラデーションを仰いだら、
あれはなんて星座だろう。
薬指の喪失。 ぎゅっとなる心の臓。
どうしたら、10年前のわたしちゃんを取り戻せますか。
ただ、がむしゃらだったあの頃の、ただがむしゃらな意気込み。
あれを取り戻すことはおそらく不可能で、新たに手にいれるしかない。
自信がないのね。
最初からあきらめるのは、むかしから。
でも、自分自身まであきらめるようになったのは、いつからだっけ。
すぐ不安になる。
あふれてこぼれ落ちるのを、あわててかき集め、
それでもとりこぼしながら、なんとか物語にしていた、あの頃。
荒削りだったけれど、表面張力はいつもコップの側面を濡らしていた。
のどが渇いて仕方ない。
お水を汲みたいの。
水道水では嫌なの。
炭酸水が好きだね。
湧き水でおねがい。
おやすみ、ながれるみずは、せかいのじかん。
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