風に揺れる洗濯物
休日、ベランダにお洗濯物を干すのが好き。
今日は、7月上旬並みの気温になりますよって夏日予報。でも、まだ空気がかわいているから風が吹くと気持ちよかった。
あっというまに初夏になってしまうなあ。わたしちゃんには、もう紫外線と日射病がこわいこわい季節です。
室内から、風に揺れる洗濯物をながめるのは午前の至福。
早朝、太陽が高く昇るまえ、まだひっそりとたたずんでいる外気のなかをすいすい歩くのも好き。
ひとりだとすぐさみしくなってしまうから、早起きできちゃうお友だちと旅行へいけたときなどは、とてもうれしい楽しい。
見知らぬ町の「はじめまして」は、わたしたちと町とどちらからともなくこみあげて、吸う空気、吐く息、肺に満ちて、町にとける。
お薬切れてくると、頭のなか、わちゃってしまうなあ。
平日、やっぱ無理してんかなあ。
寝起きは相変わらず吐き気と怠さで目覚めるので、活動開始するまで1時間くらいかかって、やっとこさお腹にクラッカーなどおさめまして、お薬を飲みます。効いてくると落ちつく。
満員電車はつらいけれど、午前中は調子よいことが多くて。
今日は顔色いいわねってパートさんに声かけてもらえるとうれしい。
でも、ぜったい午後崩れるんだ。そして、休日も然り。
今日も午前中、以前みたいに気持ちよく洗濯物干したり、断捨離しながらお片付けしたりして過ごして、お昼食べながらひとやすみしているうち、だるーんとなってしまって、会社にいたらそれでもお仕事しなくちゃいけないから、立ったり座ったり立ちくらみから怠さもろもろマックスへ突入するわけだけれど、部屋にいるとこてんとベッドに横たわれてしまうから、そのまま起き上がるのをあきらめてしまい、あー薬飲んでないよーって飲むんだけど、お昼の薬はいつもまるで効かなくて(朝昼晩おなじもの飲んでいる)、お部屋片付けたかったのにできなかった。
明日夜、友だち来るのになあ……着付けするスペースが……
部屋で横たわっていると、ただ単に怠惰なのではないかという気持ちになってくる。確かにからだは重く、頭痛を伴い、ちょっとお腹もこわしていて、不調であることに違いはないのだけれど。それでも、もうがんばらなくてよいことにしちゃってるんじゃないかと、自分に対して、ダメ人間なのは病気のせいだからと言い訳して、甘えているんじゃないかと不安があふれる。
基本怠惰な性格なので、いつもがんばらないときちんとできないし、抜けているから真剣に取り組まないとすぐに間違えるので、周囲からはまじめに見られがちだけれど、それはそれだけ必死にならないと平凡でいられないからなのだった。
以前、職場の先輩に、楢崎さんしっかり者に見えておっちょこちょいなんだねーって、ケアレスミスしたときに言われて、うわあああああバレたと焦った。迷惑かけてごめんなさい。
まあ、夜眠れてないしねえ。いろいろ時間がかかるんだよ。
日が暮れるのがきらいで、早朝がいちばん好きだ。
むかしから、日が暮れてしまうと、元気でももうなにもできなくなってしまう。
きっと、それもあるんだろう。
終わりへ向かっていく焦燥感。
今夜は不眠せず、ぐっすり眠って、明日午前中にうわあーって一気に片付けられるといいなあ。希望。午後しんでもいいから。お友だちにはごめんて言って、なるべく遅くに来てもらうことにした。お泊まりー。
ひとりつまんないのに、予定を立てたり、人と会うのは疲れてしまうから、なかなかうまくいかない。なので、わたしはわたしちゃんと話します。
連休、一息つけて安心。
予定がふたつ入っているために、ちょっと焦り気味なんだけれど。
心配しないで、ちゃんと楽しいし、お友だちもわかってくれている。
いまは、一年でいちばんいい季節だね。
【参加します】
5月4日(祝・月)
第二十回文学フリマ東京
会場:東京流通センター 第二展示場
サークル名「星屑と人魚」
ブース:Aー11
過去に製本した文芸同人誌や少女たちによる朗読CDも販売します。
売り子はもちろんハイカラさん✿