かなしくなったら、魚の気持ち

生まれ変わったら一頭のくじらになりたくて できれば水素原子くらいちいさくなりたくて かなうなら素数のひとつに仲間入りしたくて ひとだからさきおとといのことを後悔します おやすみはにー♭ 【Yoga Alliance US Teacher Training 200 修了(First class)】

開ききったチューリップの花びらの、あのちょっと、あられもない感じ。

今週のお題特別編「春を感じるとき」

〈春のブログキャンペーン 第1週〉

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咲き誇る ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ

 

道すがら家々町々の軒先に、春の花々(主にビオラパンジーチューリップ、ときどきポピー、それからムスカリ忘れな草)が植え込まれており、いやはやそこらじゅうが一生懸命に春爛漫。

ものを増やすのをやめようと決めてから、植物を買うのをしばらくやめることにした。

決めてもきっとまた、これは運命の出会いだから! とお連れしてしまう可能性は否めないのだけれど。

軽い気持ちでベランダへ連れ帰るのはやめました。

いつかまた引っ越すとき、なんだかんだ言って植木鉢はかさばってしまうしね。

なにより、大好きだから捨てられないし。

今年の春は、思いがけず一面のチューリップ花壇に出くわしたり、あちらこちらに紫のスミレちゃんたちとお目見えしたり。

そういえば、きのうの帰り道、桜の花びらたちといっしょに歩いたのよ、わたしちゃん。

追い風もないのに、アスファルトに散った花びらたちがわたしたちといっしょに、まるでボートと併走するイルカの群れみたいに、あのねあのねって後ろから追い越し並んで、それじゃあまたね。

きっと足元にだけ、花びらたちを転がす風が巻きおこっていたのでしょう。

アパートのすぐ手前まで、うふふふふふって。

明日は真冬なんですって。

窓の外、あれは吹雪か積雪か。

季節のめぐるのはとてもとてもはやいな。

ふいに不安は押し寄せて、ああこんなやるせない海に溺れつづけるのなら、もう終わってしまえばいいのに、胸の痛み、おまえなんかいっそ止まってしまえよ。

それでも世界はうつくしく、わたくしたちはわたくしたちのかなしみを、生きるため、自尊心の確立へと転化する。

ある程度の憂鬱は、わたしちゃんの糧になってしまうの、あゝ一生、人並みのしあわせなんて手に入らないのかもしれない、なんて陳腐な憂鬱だ。

やりたかったことを精一杯。

そしたらきっと、またたくさんよいことがあるわよ、わたしちゃん。

 

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ChuLip(チューリップ) パリパーフェクトメモリーズ 7g

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