かなしくなったら、魚の気持ち

生まれ変わったら一頭のくじらになりたくて できれば水素原子くらいちいさくなりたくて かなうなら素数のひとつに仲間入りしたくて ひとだからさきおとといのことを後悔します おやすみはにー♭ 【Yoga Alliance US Teacher Training 200 修了(First class)】

南瓜とマヨネーズなら、わかりあえる。

https://instagram.com/p/uO6N2WAb8g/

 

仲良くしなくちゃ、だめですか。わたしちゃんには、そんな器用な真似できません。まるでむかしと変わらず声をかけられると、固まってしまう。わからない。なぜ、ばかりが宙を舞う。だって、ずっとわたしのことを拒絶してきたくせに。子どもなのはわたしの方だと言われてしまえば、そうなのでしょう。この部屋の時間は1年前から止まったまま、あらゆるしあわせぶったかたちが至るところに飾られ残されている。記念だから、捨てたくないのだそうです。意味がわからない。ここはなに。わたしはここで、日に日にしんでいく。しあわせを主張するものたちと、現実の境で、わたしちゃんたちは混乱し、わけがわからなくなった。ただ、失敗だったという結論だけが確からしく突きつけられ、まるで世界の終りみたい。なによそれ。馬鹿にしないでよ。いい加減にしてよ。わたしの尊厳を返してよ。どうしてここまで我慢したの。ドラマのなかで女の子がいってた。別れるときに涙が出るのは、つきあうときに笑顔だったから、だからプラマイゼロなんですって。そんなのわからない。わたしはしあわせになりたかったんだよ。マイナスポイントなら、もうずっと小さいころからたくさん稼いできたじゃん。だったらプラスポイントをくれなくちゃ、ゼロになんかなんないじゃん。それとも、もっともっと後ででっかいどんでん返しがあるから、まだまだマイナスポイントが必要なんですか。小説が書きたい。会社行きたくない。満員電車がつらい。がんばるのをやめてしまったら、ダメな人レッテルを貼られてしまうのがつらい。だって、忙しくなると決まって熱出たふりをする人がいて、フリだって思われてしまう時点でだめだよねっていつも思うんだけど、ほんとにつらいのかもしれないけどサボりかよってみんなから思われてて、わたしもそっち側になりたくない。もうそっち側なのかも。つらい。あのひとの常識はわたしたちの常識とはかけはなれていた。ここまで隔たりがあったなんて思いもよらなかった。一緒にならなければ目の当たりにできなかった。わたしちゃんたちはとてつもなく女脳なんだろう、女々しくて、嫉妬深くて、あなたのことはひとりじめしたかった。でもあなたは、わたしひとりじゃ、足りなかった。なにも教えてもらえなかった。ほんとにつらい。どうして、わたしひとりじゃ足りなかったの。なんて、いまさら。わたしはそれで、自分の価値を低くした。わからないは、わかりあえない。それが、まだ受けとめきれない。こんなこと、書きたいんじゃないのにね。

 

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ   

 

南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)

南瓜とマヨネーズ (フィールコミックスGOLD)

 

 

南瓜とマヨネーズ

南瓜とマヨネーズ