よせる波はひき ひけた波はよる 潮の満ち引きは終わりなく それはわたしたちのかなしみに いつか、などないのだと 月は海面を照らし 真昼間、白く昇る 先生はいたって淡々と この満ち引きにも、やがて 秩序がもたらされると語った わたしは怖れる その秩序は…
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